サスケの手術も無事終わった。
午前9時ごろに豪雨の中、病院へサスケを連れていった。
自宅から徒歩3分程度の病院なので通うのは楽チンで有難い。
ですが、今日はさすがに雨風が凄まじかった。
サスケは、この豪雨の音と外の環境でギャーギャー泣き喚いている。
病院へ付く数分の間、サスケをのぞき見し、サスケゴメンな
辛いのはお前だよなって何度も声を掛けていた。
強風で壊れそうな傘ともう片方にはサスケを入れてる
キャリーケースと格闘しながら
たった数分なのに、ずぶ濡れになり病院に着いた。
サスケは病院に着いた途端、おとなしくなった。
他の患者さんもいないことから、受付を通してすぐに診察室に入った。
先生の話を聞いて、同意書にサインをし帰宅する。
この間、10分程度だったが、ケースから診察台に乗せられてる
サスケは、この前と同様ブルブルと一層震えていた。
正直僕は、あまり人に喜怒哀楽を見せない人間になってしまっている。
相手に合わせて愛想笑い等はするが、本当に心底笑ったことはないのかも知れない。
この時ばかりは、無表情を装っていたが、心の中は不安でいっぱいだった。
預け終わり、午後4時過ぎに先生から電話がかかり
手術は無事終了との事、麻酔が完全に切れるまでしばらく様子を見るとの事と
入院は今日含め、明日まで もしくは明日退院も可能との事。
大げさかも知れないですがほんと良かった。
自宅に戻ってきてからも、サスケの戦いは続くと思う。
残念な事にケアする家族が誰もいないのが不安で仕方ない。
自分が外に出払ってる時間は、母が様子をみる事になるのだが
母も御年75歳、足も不自由で負担も掛けられずお世話等出来ない状態。
いざとなった時に病院へも連れていけるはずもない。
正直、猫の年齢(人間としての年齢)と母の年齢と比べると母の方が上だろうが
そのうち猫が追いつき、どちらが先にどうこうなるかわからない。
先の事を考えると、ほんと真っ暗になる。
でもこう思える事が、ある意味幸せなのかも知れない。